金曜日, 6月 01, 2007

たまには、こんなものも.

アカデミーで日本人で助演女優にノミネートされて、話題になった「バベル」のサントラだ.
映画の内容は、Googleに聞いてみるとすぐにわかるだろう.
内容としては、それが何か?という感じだが、カメラワークや映像のディテールの精度が高いためか、2時間半とうい時間はあまり気にならなかった.

何でも観客が目眩や吐き気で気分が悪くなるとうい現象もアナウンスされていたようだが、それは、単なる気のせいだろう.
照明の明滅シーンや3D的な効果映像が原因との噂もあるが、昔の「ミスター・グッドバーを探して」の最後のシーンの照明映像に比べたら、やはり、それが何か問題でも?という程度だ.

サントラだが、全体的には、モロッコ、スペイン、のトラディショナルな音をうまく入れ込んでいて、哀しい気分になりたいときは、いいかもしれない.
アースのセプテンバーのファットボーイスリムのリミックスや日本のリップスライムとかの曲もちょっとだけ入っているが、サントラのバランス的にはちょっと悪い.

哀しい気分になりたければ、それらの、ファンキーな曲を抜いて、モロッコ&スペイン&サカモト&D.シルヴィアンの曲をノンストップで聴くと、バベルの監督が意図した、悲劇の連鎖というコンセプトにインスパイアーされている楽曲が揃っているということが感じられるかもしれない...

ちなみに、2枚組だ...
全曲通して、聞くには、ちと、きついかも...

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