水曜日, 2月 21, 2007

くよくよしたってはじまらない♪

これは、自宅のリビングの壁にポツンと一枚だけ飾ってあるモノだ.
その他には、壁には、カレンダーも何もない.
ただ、この、「Chose yuor future.」「Chose life.」の、ただただ、TVも洗濯機も仕事も友達も低コレステロールの健康も...選べ!という言葉が並んでいるだけの素っ気ないモノだ.
ちょっとだけ大きなフォントで、おまえの未来を、そして人生を選べと.
ダニー・ボイル監督映画「トレインスポッティング」のポスターを模写して自分でLPジャケットサイズにデザインしたモノだ.
映画は原作がロンドンでベストセラーになっていたのも影響し、またセンセーショナルな若者を抽象化した映像でメガヒットした.
ただ、映像手法的には面白いが別段、驚きも何もない内容だ.

『人生を選べ、キャリアを選べ、家族を、テレビを、洗濯機を、車を、CDプレイヤーを選べ、電動缶切り機を選べ、自己中心のガキになることほどみっともないことはない、未来を選べ・・・。だけど、それがいったい何なんだ!?。』
映画、冒頭の台詞だ.

この台詞だけで、トレインスポッティングという映画は歴史に残るかもしれない.

くよくよしたってはじまらない♪
だって、良かれ悪しかれ、すべては、じぶんで選んだんだからね.
誰の責任でもないし、ましてや世の中社会の責任なんかじゃない.
ぜんぶは、自己責任♪

そう、いまこのときも、やっぱり、自分で選んでいるんだからね(^^)V

#トレインスポッティングは造語.
もちろん、文字通り、鉄道マニアが列車の番号票・認識票を収集することなんだけど、原作者はこれをヘロイン中毒の隠喩として使っている.
ちなみに、原作者も映画の背景もユアン・マクレガーも、ロンドンじゃなくて、スコットランドだ.(笑)
イギリスもスコットランドもUK(ユナイテッド・キングダム 連合王国)の一部だけど、スコットランドは元々一つの独立国なので、スコットランド人はイギリス人(English)とは異なり、殆どの誇り高い(笑)スコットランド人はイギリス人と呼ばれるのを嫌う.
スコットランド人はScottish、イギリス人はEnglish...
そう呼ぶのがUKでは当たり前のようだと言うことが、トレインスポッティングを観て、UK、特にスコットランドの歴史がリアルに感じることができたのが不思議と面白かった...(笑)

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