友人の奥さんのおとうさんが、藻岩山の土を使った純度100%の北海道産の陶芸家である.
めっちゃ、かっちょいいおじいさまで、たまにそのおじさん(みんなは先生と言うけれど;^_^))のアトリエでお茶を頂きながら、世界の陶芸の歴史話を堪能します.
世界中の陶芸家からインスパイアーされながら、最近ようやく自分が納得のいく色が見つかったと、嬉しそうに話していた.
ホントに少年のようにキラキラしていた.
写真の図柄は、名のない船乗りにして画家であったウィリアム・ウォーレスという奇特なアーティストをモチーフにした作品.
ウォーレスの描く絵は、ギリギリの線でバランスを保っていて、遠近法も何も基本的な技術はないのだが、とっても暖かく魅力的で、彼の才能を見いだしたのは、イギリスの陶芸家である、バーナード・リーチだ.
リーチは、ウォーレスの死後、彼の墓石もつくっている.
藻岩釜のおじさんも、リーチにとてもインスパイアされ、スリップウェアを得意とする今ではとても少ない頑固な陶芸家だ.
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